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2005.06.22

最後の部活

みんなにグダグダ言って、悩んでいたことですが、結論から言いましょう。部活は、辞めました。
やるかやらないか、ホントに直前まで迷っていたけど、先生にいってみた。
『行ったとしても、一年生にっとっては邪魔でしょ?』
帰ってきた答えが、『うん、正直そうだね。』
あと、『練習に参加する三年生は県大会団体狙ってる人だけ』って言われて、そのとき
あぁ、自分がいる場所じゃないなって思った。
競争本能がない。私には。誰かに勝とうなんて、滅多に思わないし、誰かに劣っていても、それは自分だからって流してしまうタイプなんだ。明らかに、スポーツには不向きなんだって昔から薄々感じてた。それの所為で、昔怒鳴られもしたし、泣きもした。
『部活終わるの寂しいから、とか言う理由はだめ』って言われたとき、私の「行きたい」っていう想いが完全拒否されたような感じがした。
やっぱり、県大会への練習の中でも、足を引っ張るだろう。士気を下げるだろう。
そう考えて、私が自分で出した結論だった。自分ひとりで出した結論だった。
その意思を先生に伝えた。最後の挨拶をしろと先生は言った。
周りの友達は、『本当に辞めるの?』とか『続けようよ!』とか声をかけてくれたけど。
だけど、自分で決めた事だから。でもやっぱり寂しくて声を出したら泣き出しそうだった。何で悲しいのか解らなかったけど。
精一杯平気そうな声をだして
『たのしかったです。ありがとうございました。』
って顔もあげず言ったら、あまりの短さに他のみんなはポカンとしてたけど、一番大きな拍手をしてくれた二年生の顔を見たら、やっぱり悲しくて泣きそうになった。
一番最後に泣くなんて、格好悪いって。そう思って、両腕をぎゅっと痛く痛く握り締めた。その爪が食い込んだ跡は私の腕の中に残っている。
みんなで半円になって、先生に挨拶をするのも、これで最後だとわかっていたのに、声を出したら泣きそうでロクに声を出せないままだった。『ありがとうございました』
部長はそのまま『さようなら』を言わなかった。彼女らはこれからがあるからだった。
私は、そのあとその場所に居られなくて一番にその場所から去った。
もう、泣きそうだった。
下校途中の生徒が見えない長い一本道を、私は泣きながら帰った。
上を向いていたけど、沈みかけた夕日が痛かったし、涙はすっと頬をつたっていった。
完全に自分で決めたことだった。なにが悲しいか、わからなかった。
自分で自分がわからなかった。いつまでもいつまでも、涙は止まらなくって、拭ってたTシャツは風に吹かれて冷たくなってた。
家につくと、もう目も涙も尽きていて、がざがざだった。
ふと、思い出してかばんの中をあさると、学校で渡してくれた色紙があった。
そのなかの
『先輩の発言はおもしろいに限ります。卓球もすごかったです。先輩をみならっておもしろくあと1年を過ごします。受験頑張って下さい。』
の一言に涙腺がダメ押しの涙を流させた。
この言葉が社交辞令だということはわかっているんだけど、何故か嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。

やっぱり、部活好きだったんだな。

決めた後にわかった。

終わりたくなかったな。

でも、もう決めた事だから。

私は部活での楽しかった思い出を振り返りながら、残されたもう一つの道を強く歩んでいこうとおもう。
自分の決めた事は必ずしも間違いでは無い。後悔はしてないとはいえないけど。
もう一回やり直せるなら、たぶん部活を続けていただろう。
でも、もう後戻りはしない。
割り切って、受験生として、生きていこうと思う。
私が選択した道は、それだけだから。
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この記事へのコメント
管理人のみ閲覧コメありがとう。
本当、見たとき目からウロコ状態だった。
私は、どっちを選んでも後悔したし嫌な思いしたと思う。
その中で私は、一年生の未来と引き換えに自分の今を捨てたと言えばそうなるのかもしれないけど、部活と引き換えに勉強時間・自由時間を得たといえばそうなる。
本当に本当に、もう一度部活したくなったら、プライドなんて全部捨てて先生に頭下げようと思う。
元気でたよ、ありがとう。
Posted by 滝岡 at 2005.06.23 20:05 | 編集
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